我が家の長女と次女には、生まれつき耳瘻孔(じろうこう)があります。
耳瘻孔(じろうこう)があっても、何も症状が出ない人もいるそうで、そのような人は特に対応は不要だそうです。
実際、私にも耳瘻孔がありますが、長女が生まれるまで存在に気づきませんでした。
しかし、うちの長女は生後二ヶ月頃から、白い膿のようなものが出るようになり、四歳近くなった今も続いています。
次女が産まれた時に、小児科の先生と長女の耳瘻孔の症状を話したところ、「一度病院で診てもらった方が良いかも」と言われたので、総合病院の耳鼻科へ行って来ました。
(病院によっては、形成外科で診ているところもあるようです)
受診した際、以下のようなことを言われました。
①今の症状は特別問題ない
白い膿のようなものは、膿ではなく皮脂汚れだそうです。
②今後、次のような症状が出てきた場合は受診するように
腫れ、痛み、痒み
この場合、抗生物質を飲んで治すそうです。
③上記のような症状が繰り返し起こり、日常生活に支障をきたす場合になって初めて手術を検討する段階になる
子供の場合、基本的に全身麻酔になるので、そのリスクと耳瘻孔を取り除くメリットをよく考えて手術をするかどうか考えていくそうです。
④押して膿を出すのはOK
清潔に保つようにすることで、炎症を防ぐことができるそうです。
2~3日に1回の頻度で、耳瘻孔の周りを押して膿を出していました。自分の判断でしていたことなので、正しい対応だったのか自信がなかったのですが、先生にOKをもらって安心しました。
先生からは「定期的に出していたことで、炎症に繋がらなかったと思う。引き続き清潔に保ってあげてください」と言われました。
⑤じろうこうの受診は一般の耳鼻科でOK
今回、いきなり紹介状もなく大学病院の耳鼻科を受診してしまいましたが、炎症などの症状が出た場合は、まずは一般の耳鼻科で受診して大丈夫だそうです。
その後、症状を繰り返したり、手術が必要などの段階に入った時に、紹介状を持って総合病院を受診してください、とのことでした。
白い膿のようなものが出ていても問題ないことが分かり、とても安心できました。
赤い炎症にならないように、引き続き気を付けてあげたいと思います。